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芝生維持管理業務事例

刈込

刈込は芝生管理における作業の中で最も基本的かつ、最も
重要な作業となります。美観を整えるのはもちろんのこと、
茎葉の横方向への生育伸張を促す効果があるため、特に
グラウンドのような継続的に芝生を被覆回復させる必要が
ある場所においてはこまめに実施する必要があります。

刈込をせず放置してしまうと葉が徒長して茎葉密度が
低下するため踏みつけに弱い芝生になってしまったり、
通気性が悪くなるため病気の発生率が上昇するといった
悪影響が発生してしまいます。

当社では芝種や芝生の利用目的に応じて、適切な頻度・刈高での刈込を実施させて頂いております。
また、刈込につきましてはご自身にて行いたいとお考えになられるお客様も多くおられますので、
ご要望に応じて刈込機械の納入販売や整備、作業方法のレクチャーも承っております。

エアレーション

芝生の土壌は人間による芝生使用や時間経過とともに固結
(土壌粒子が凝縮)していきます。固結化が進むと芝生が土中で根を伸ばせなくなるため生育力が低下するほか、排水性が悪くなるため病気の発生を誘発してしまいます。

エアレーションは芝生にタイン(棒状の金属部材)を打ち込むことで土壌に穴をあけ、固結化を解消する作業となります。
悪化した生育環境をリセットするような意味合いもある
ため、「更新作業」と呼ばれることもあります。

望まれるエアレーション強度によってタインの長さを変えたり、穴をあける際同時に土を抜くタインを使用(コアリングという工法)することもあります。

芝生にとって少々刺激の強い工種となり、実施後は極力早い芝生の回復が望まれるほか、一時的に
乾燥しやすくなるため、基本的には芝生の休眠期と夏季を除いた生育期での実施が推奨されます。
また、スポーツグラウンドのような場所においては芝地表面に穴が残るとプレーイングクオリティの
低下につながるため、後述する目砂作業を併せて実施することが望ましいでしょう。

年月の経過とともに芝生の生育力が弱くなった気がする、芝生上によく水たまりが停滞するように
なった…そんな場合にはエアレーションの実施をお薦めします。

サッチング(バーチカルカット)

芝生の枯葉はサッチと呼ばれ、これは生育上自然と発生する
ほか、刈込などの維持管理作業によっても増加して
いきます。サッチは土壌中の微生物によって徐々に分解されていきますが、分解が追い付かずサッチが溜まりすぎると
堆積層が形成されるため排水不良=病害虫を誘発するほか、
芝地面がブカブカと柔らかくなる(通称マット化)ため
ボールが弾まなくなり、プレーイングクオリティの低下に
つながります。

サッチングは人力で、あるいは専用機械を用いて芝生内に溜まったサッチを物理的に掻き出し、
除去を図る工法です。また、更に高深度の作業であるバーチカルカットは芝生に対して垂直方向に
回転する刃を入れることによりサッチを除去するとともに、根茎の切断による分げつ促進、芝生表面の
凹凸修正などの作用を促すことができます。

エアレーションと同様に更新作業の一種として挙げられ、特にバーチカルカットはやはり芝生に対して与えるストレスが強い工法となりますので、休眠期と夏季を除いた芝生生育期での実施が望まれます。また、併せて目砂作業の実施を推奨いたします。

芝生が病気になることが多くなった、踏み心地がお気に召さない…そんな時はこれらの工種を
実施してみると、驚くほど大量のサッチが出てくるかもしれません。

目砂・目土散布

人間による芝生使用などによって芝地表面は削れたり、陥没
したりしますが、これらは放っておいても自然と修復されることはありません。

目砂散布は芝生や土壌が欠如した部分に土や砂を補充して
あげることによって、芝生の被覆を促したり芝地表面の
平坦性を向上させる工種となります。

また目砂散布はそのほかにも、芝生乾燥化の防止、サッチ
分解の促進、地温上昇による萌芽促進など様々なメリットを生み出します。

先述したエアレーションやバーチカルカットの際には乾燥防止や作業によって荒れた芝地面を
整えるため、基本的にはこれらとセットで目砂散布を実施することが望まれます。

使用する砂や土の種類の選定、また部分目砂或いは全面目砂かの選択などは、芝生の種類や目砂の
実施目的に応じてその都度判断いたします。

各種肥料散布

芝生は比較的丈夫な植物ですが、やはり栄養分が少ないと
なかなか元気に育っていきません。

緑度上昇による美観の向上や、芝生使用によるダメージ
からの回復促進を図るため、生育力が強まるよう
肥料を与えてあげましょう。

必要度の高い養分としては肥料の三要素といわれる窒素・
リン酸・カリウムが基軸となりますが、そのほかの
中量要素や微量要素の中にも芝生の生育に欠かせない養分は含まれています。カルシウムは細胞壁を
固くして丈夫な芝生にしたり、鉄分は葉緑素の合成を促すため緑度の向上につながったり…。

ただし、肥料は過剰に与えすぎてはいけません。高品質の芝生は刈込と施肥を繰り返すことによって
生み出されますが、施肥量に刈込が追い付かないと軸刈り(葉の伸長とともに上昇した生長点を
刈ってしまい、生育力が著しく衰える芝生特有の現象)を引き起こす原因ともなり、却って
芝生の生育を阻害してしまいかねないので、施肥計画は刈込を実施する体制とのバランスも
考慮して構築する必要があります。

当社では芝生の生育状況に応じて必要となる養分を適宜判断し、粒状肥料や液体肥料を使い分ける
ことによって適切なタイミングで適切な養分を施し、常に芝生の生育力を高めるよう努めております。

雑草防除

雑草は芝生の生育を阻害したり、美観を損なうなどの悪影響を及ぼすので、可能な限り除去していく必要があります。

当社では手取り除草の実施もしておりますが、広い面積の
場合にはコストも増加してしまうため、できる限り除草剤
処理での対応を推奨しております。

除草剤と聞くとどうしてもマイナスのイメージが先行して
しまうと思いますが、農薬を生産・販売するには安全性の
試験調査も含め、厳格に制定された農薬取締法の認可を受ける必要があり、現在国内において人体に
害を及ぼす農薬は一つも販売されておりません。

もちろん、薬剤ごとに定められた用法・容量を守ることが必須となりますが、当社では必ず東京都の
認可を受けた農薬管理指導士が薬剤の選定、設計を行いますので、ご安心ください。

病害虫防除

芝生には生育に悪影響を及ぼす特有の病気や害虫がおり、
中には短期間で広範囲を枯死させてしまう病害虫も存在しています。

排水不良やサッチの堆積が発生要因の一つとなるため、
エアレーションやサッチングなどの実施も病害虫の発生率を低減するために必要となりますが、当社ではメインの対処
として芝生に適応する殺菌剤や殺虫剤の散布を推奨して
おります。

芝生用の殺菌剤や殺虫剤の大半には事前に散布することによって病害虫の発生を防ぐ防除効果が
備わっているため、当社では芝種や季節に応じて発生の可能性がある病害虫を予測し、適切な
薬剤を選択、散布いたします。

除草剤と同様に、殺菌剤や殺虫剤につきましても人体に害を及ぼす薬剤は国内において販売されて
おらず、当社は危険性のない薬剤のみ使用しておりますので、ご安心ください。

ウィンターオーバーシード(WOS)

生態上、冬芝は一年中青い葉を保持しますが、関東の夏の
暑さには耐えられず、真夏には枯死してしまいます。

日本芝を含む夏芝は関東の気候には適していますが、気温が
低下すると地上部が休眠してしまうため、冬は緑度が
無くなるほか、被覆回復力が無くなるというデメリットが
あります。

WOSは両者のメリットを活かすために考案された技術で、
ベースで生育させている夏芝に冬芝の種子を散布・生育させることによって、秋季~春季頃に
夏芝と冬芝を共存させる工法となります。

WOSを実施することによって、一年中常緑の芝生を楽しむことができる、休眠中の夏芝に対する
物理的なダメージを冬芝の葉が緩和してくれるといった恩恵を得ることができます。

いいことずくめの工法ではありますが、その分技術的な難しさも高くなります。夏芝と冬芝では
維持管理作業の概要が変わり複雑になる、適用する資材や薬剤が異なる、どちらかを手厚くすると
却って共倒れになってしまうことも…。

様々な条件をクリアして完成される工法ではありますが、その分見返りも非常に大きいものが
得られます。当社とともに一年中青い芝を目指してみてはどうでしょうか?

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