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芝生種類例

芝生は夏季に生育旺盛になり冬季は休眠する暖地型芝(夏芝)と、春季と秋季に生育旺盛になり
年間を通して常緑を保つ寒地型芝(冬芝)に大別され、以下のような特徴を有しています。

暖地型芝(夏芝)

・夏季が最も生育旺盛で気温の低下に伴い生育力も弱まり、
 冬季は越冬のため休眠し、地上部は枯死してしまう

・栄養繁殖を行うので、地上部や地中を根茎が伸張していき
 葉をつけ増殖していく=擦り切れて消失しても茎葉が
 被覆していき自発的に回復を行うことができる

・多年生の植物なので踏圧などの物理的な要因や病害虫など
 による影響を除けば、半永久的に生育を続けることができる

・コウライシバなどの日本芝は全て暖地型芝で、関東の気候では比較的容易に生育させることができる

・冬季は休眠するため、その間は管理作業の実施の必要が無くなる

寒地型芝(冬芝)

・休眠を行わないので、一年を通して緑度を保つこと
 できる

・関東の気候では春季や秋季に生育が旺盛になり、冬季は
 鈍化し、夏季は高温に耐えられず枯死してしまう
 種類が多い

・種子繁殖で増殖するものが多く、それらは暖地型芝の
 ように根茎を伸ばして自発的に回復する性質がないが、一部栄養繁殖を行う種類もある

・生態的にはほとんどのものが海外原産であるため、関東の気候(主に夏季)に必ずしも適している
 訳ではなく、生育管理がやや難しい

・一年を通して生育を続けるので、管理作業も一年中行う必要がある

芝生は品種改良が盛んに行われており、近年では利用目的に応じて様々な芝種が用いられています。
以下に当社で施工を取り扱っている芝種の一例とそれぞれの大まかな特徴を記載しますので、
芝生化など検討される際のご参考にしてください。

暖地型芝:コウライシバ

国内において最も多く扱われている芝生で、お庭から
グラウンドまで様々な場所に用いられています。
葉が細く密度が高いため見栄えが美しいのが特徴ですが、
夏芝の中では被覆力がやや低いため、踏圧などによって
芝生が消失してもなかなか回復しない欠点があります。

美観の良さが特徴
日本芝であるため関東を始めとして国内の気候に適応して
 おり、育成が容易

被覆力が弱いので、使用の激しいグラウンドや校庭の
 様な環境では少し厳しい

葉の量が多いため、刈込に要する労力がやや大きい

暖地型芝:ノシバ

コウライシバと同様に日本芝で、公園や法面緑化など
様々な場所で用いられています。
コウライシバと比較すると葉は太く密度が低いため
美観の良さでは劣りますが、刈込における労力は
少なくて済みます。

刈込時の労力が少ないため、法面緑化など
 省力管理に向いている

日本芝であるため関東を代表する国内の気候に適応して
 おり、育成が容易

形態的特徴から美観の面で他の芝生にやや劣るとされている

暖地型芝:バミューダグラス

爆発的な被覆力が特徴で、擦り切れなどで芝生が損傷しても
生育旺盛期なら数日~数週間で元通りになります。​
代表的な品種であるティフトン419は葉が細く柔らかいため、
サッカー場などのグラウンドや校庭など使用の激しい施設に
おいてよく用いられています。
生育が旺盛な分、刈込の頻度も高く、夏季になると週1回の
実施でも追い付かなくなってきます。

生育期においては多少のダメージならあっという間に回復するため、グラウンドなど
 激しい使用が見込まれる施設に向いている

夏季の旺盛な生育力から、ウィンターオーバーシードの基礎芝に向いている
 (冬芝→夏芝への切り替えがスムーズに行えるため)

適切な頻度で刈込や施肥が実施できないとその特性をうまく生かすことができないため、
 十分な管理体制がとれないと却って芝生の状態が悪くなってしまうことも
・管理作業のボリュームが大きいため、必要とされる労力やコストが高くなってしまう

暖地型芝:セントオーガスチングラス

芝生の中では最も耐陰性が強く、マンションなど日陰の
できやすい施設においてよく用いられています。
またバミューダグラスと同様に繁殖力が旺盛で、
ダメージを負った後の回復力は高いです。
形態的に茎葉が非常に大きいため、美観の面では他の芝生に
劣るとされています。

芝生の中では最も耐陰性が強いため、マンションなど
 周囲に高層物が多い場所に向いている

繁殖力が強く、踏圧によるダメージからの回復は早い
葉や茎が非常に大きく、美観の面で他の芝生に劣る
繁殖力が旺盛なため、生育期は刈込をまめに実施する必要がある。

寒地型芝:ペレニアルライグラス

播種後の発芽や初期生育がとても早く、また寒地型芝の
中では踏圧などの擦り切れによる耐性が強いため、
ウィンターオーバーシードの大半においてこの品種が
播種芝として用いられます。
高温や乾燥には弱く、関東の気候では夏季にほとんど
死滅してしまいます。

播種後の発芽や生育が非常に速いので、基礎芝=
 ティフトン419・播種芝=ペレニアルライグラスという
 組み合わせがウィンターオーバーシードの主流となっている

種子繁殖であるため、擦り切れなどで消失しても自発的に被覆回復することはできない

寒地型芝:ベントグラス

葉が細く美観に優れるほか、極度の低刈りにも耐える
ことができるため、コウライシバと並んでゴルフ場の
グリーンに用いられている代表的な芝生です。
近年では管理技術の発達や様々な品種の開発によって、
夏季でも枯死することなく年間を通して常緑の
グリーンを保つことが可能となっています。

葉が細く、数ミリ単位での低刈りにも耐えるため、
 ゴルフ場のグリーンに用いられる主要な芝生となっている

関東の夏に適応しているわけではなく、乾燥害や病害など様々な障害が発生するため、
 年間を通して健全な状態を保つには高等な技術や知識を必要とする
・グリーンなどに用いる場合にはほぼ毎日刈込や状況観察を実施する必要があるため、
 付随して要する労力やコストが膨大なものとなる

寒地型芝:ケンタッキーブルーグラス

葉の青みが濃く美観に優れ、また栄養繁殖によって
被覆するため、東北地方などではスポーツターフなど
でも積極的に用いられています。
関東でも年間を通して生育を可能としている事例が
ありますが、やはり乾燥害や病害などに弱いため細やかな
配慮が必要となります。

日本芝などには見られない青を基調とした色合いがあり、
 美観に優れている
・バミューダグラスほどではないが被覆能力があるため、
 自発的な回復が望める

乾燥や病害などには弱いため、特に夏季前後は適切な管理の実施、
 生育トラブルへの迅速な対応が望まれる

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